
東京都優良茶品評会
皆さん「品評会」をご存知です?
一般的に、「品物を一堂に集め、その品質や出来栄えの良し悪しを審査・評価し、優秀なものを表彰する会」で、生産者の技術向上や、商品の需要振興・PRを主な目的として開催されます。
日本茶の世界にも各地に品評会があります。一番大きなもので「全国茶品評会」があります。全国のお茶生産者が製茶技術の日本一を競い合う、国内で最も権威あるお茶の品評会です。1947年から毎年開催されており、全国から選りすぐられたお茶の品質(外観、香気(香り)、水色(お茶の浸出液の色)、滋味(味))を専門家が厳正に審査します。各審査部門の最高評点者には「農林水産大臣賞」が授与されます。
また関西品評会など各地の地域名を冠したものが開催され、全国には出品されないが、ここでは出品されるというようなお茶もあり、様々特徴があります。
その中で、東京都では「優良茶品評会」というものが毎年開催されています。
実は、各品評会では「荒茶(あらちゃ)」と呼ばれる、仕上げ加工をする前のお茶で評価をされ、1番最初に審査される項目は「外観」と呼ばれる見た目です。この見た目の良さはアドバンテージとなり、後々の審査項目に影響します。
しかし、東京都優良茶品評会は、「仕上げ茶」で審査されます。これは、東京が茶産地ではなく「消費地」であり、お茶の品質はもちろんですが、プラスαで、東京のお客様の嗜好に合う形でお茶を審査するため、よりお客様が使う状態のお茶で審査が行われます。
また、最初の審査項目は「滋味」で、得点配分も高く設定されております。これは、「お茶は飲むもの、飲んでおいしいくあるもの」という消費地ならではの視点であります。
もちろん、審査は厳正に行われ、審査員も茶の品質の優劣が判断できる専門家、熟練の茶師で構成されております。
最優秀茶には「農林水産大臣賞」が授与され、各部門で東京都知事賞など各種栄誉ある賞も与えられます。
ちなみに、この出品茶の入札販売会は9月に開催され、落札した東京都茶協同組合加盟店の店舗に陳列されます。
お茶は最後は品質や値段でなく「お好み」という部分でもあるので、そのお好み探しのお手伝いをするのが我々茶専門店ですので、是非ともご相談、ご活用くだされば幸いです。


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