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記事: 第80回全国茶品評会in佐賀県嬉野市

第80回全国茶品評会in佐賀県嬉野市

第80回全国茶品評会in佐賀県嬉野市

全国茶品評会(ぜんこくちゃひんぴょうかい)とは、全国の生産者が茶の品質や生産技術を競い合う、国内最大の茶の品評会です。

毎年、全国茶生産団体連合会および開催地の都道府県などが持ち回りで主催し、1947年(昭和22年)から毎年開催されており、茶の品質改善、技術向上や茶業の振興を目的としています。

それに合わせて「全国お茶まつり」も主催と同市で開催されます。


お茶の審査部門お茶の品種や製法に合わせ、8つのカテゴリー(部門)に分類されています。

・普通煎茶(10kg部門、4kg部門)
・深蒸し煎茶
・かぶせ茶

・玉露
・てん茶(抹茶の原料)
・蒸し製玉緑茶
・釜炒り茶

です。

審査は専門の審査員が、お茶の「外観(形状・色沢)」と「内質(香気・水色・滋味)」の項目を細かくチェックし、減点法で採点します。

審査員は、農研機構(旧国立茶業試験場)の研究監(最高責任者)、農林水産省や行政の専門家、各茶業の代表などプロが審査をします。

各部門最高位の茶を「一等一席」と呼び、農林水産大臣賞が授与され、各部門上位には行政や行政など各種機関より賞が用意されています。

 

その品評会の入札会が9月17日に開催されました。

 

普通に考えますと、賞の上位が最高金額で落札され、だんだんと価格が下がっていくイメージを持たれるかと思います。しかし、ここが入札の難しいところで、茶の評価とは違う商売的な感覚が必要になります。生産者もブランドがありますし、産地にもブランドがあります。
ですので、最高評価の茶より下位の茶の値段が高くなることはありますし(ただ最高位は相当な入札値が付きますので多くはありませんが)、最高位以外では、入札額はバラバラで、順位が1つ違うだけで、例えば15位と16位で桁が一つ違うというのは普通ですし、17位でまた桁が上がります。ただ、やはり上位は品質も確実に良いので高くなるのは間違いありません。


そんな中で、茶を見極め、入札値を見極め、ブランドに左右されず良いお茶を確実に仕入れていくのはやはり長年の勘とその年の相場観やそもそも茶を見極める鑑定眼とその先にある一番重要なお店のお客様のお好みがあります。

手前みそではありますが、本年も、日本茶の人気により全体的に高い入札値の中、数点ではありますが、当店も高い品質でかつお求めやすい、おすすめできる高級な茶を落札することが出来ました。また後日ご紹介させて頂けるかと思いますので、最終お客様にご評価いただければ幸いです。

ちなみに「嬉野市」は、隣はすぐ長崎県があり、北に向かえば焼き物で有名な、有田や伊万里、波佐見があり歴史的にも重要な位置にあり、茶も「釜炒り茶」という製法の産地でもあり昨今では人気の蒸し製玉緑茶(日本茶アワードで有名な長崎県東彼杵(ひがしそのぎ)と隣)の産地でもあります。茶では、ピエールエルメとコラボした嬉野茶マカロンもあります。嬉野温泉は日本三大美肌湯の一つでもあり、観光地としても昨今再度注目を集めています。



是非これを機会に嬉野茶もお試しくだされば幸いです。

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